8/15/20 Murrells Inlet Jetty
二日目の今日が本番です。アクセスも設備も快適な昨日の桟橋とは違います(笑)
朝まだ暗い5時半にホテルを出発して向かうのは、ハンティントンビーチという州立公園内にある堤防、通称ムレルスインレットジェッティーです。堤防とか防波堤のようなものを一般的にジェッティーと呼ぶようです。今日は泳がせでヒラメを狙いたいので、途中の餌屋さんでMud Minnowとよばれる小魚を調達します。1ダース4ドルほどです。
駐車場からは海水浴場でもある砂浜を40分歩きます。これが億劫で最初は行くのをためらっていたのですが、慣れるとそれほど苦でもなくなりました。ただタイヤ幅がなるべく広いカートは必須で、これが無ければ苦行です。
朝マズメのいい感じでさっそくヒット!したのはやっぱりチビッ子ザメでした。こうして見ると毛布にくるまれた赤ちゃんのようです。
次にC君になかなか良型が!と思ったら上がってきたのはToadfishでした。一見ガシラっぽく見えますが身は有毒で食べられず、大きな口でガチガチかみつこうとする大変危険なやつです。岩場での餌釣りではもっとも注意しないといけない魚かもしれません。
置き竿が大きくしなりました。ついに来たかと合わせるとなかなかヘビーな手応えです。5分ほどかけて慎重に手繰り寄せると。。。 こんどはシュモクザメでした。これもけっこうかわいい顔をしています。丁重に針を外してリリースです。
結局この日は生き餌への反応はイマイチだった一方で、太刀魚の活性が日中を通して高く、4人で指3本サイズを20匹ほど釣り上げたでしょうか。ミノーにジグに何を投げても食いついてきましたが、本日竿頭となった海釣り2回目のC君は、なんといつも川で使っているトラウト用のスピナーベイトで7匹をゲットしたのでした。
そんなC君の置き竿にどうやらモンスター級が食いついたようです。C君、持ってます!ドラグが鳴ってずるずると沖の方に向かって引っ張って行かれます。普段からジム通いで鍛えているC君も竿を立てるのに苦労しています。いつのまにか堤防の最先端部まで来てしまいました。足場に注意しながら懸命にスキをみて巻き取ろうとするのですが。。。
最後は根に潜られてラインブレイクしてしまいました。残念。。。!それでもC君、「いいファイトができて良かった」とすがすがしい表情です。いい男です。見習いたいです(笑)
午後になってアタリも落ち着いてきて、雲行きも少々怪しくなってきたので少し早めに引き上げることにしました。帰り道で見つけた可愛らしいカニとC君の微笑ましいツーショットです。
砂浜からの投げ釣りもポピュラーな楽しみ方になっています。家族連れにはうってつけのビーチでの過ごし方ですね。
こちらで初めて太刀魚が釣れた時は本当にびっくりしました。見た目も味も、日本で釣れるものとほとんど変わりありません。ヒラメが釣れなかったのは残念ですが、4人ともお土産ができ楽しめたので大満足の一日になりました。