太刀魚を握ってみる

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寿司飯は「すしのこ」、アメリカでも売ってます。重宝してます。タマノイ酢さんありがとう!

先日ちょうど駐在員何人かで集まり焼肉パーティーがあったので、太刀魚3本を刺身と骨せんべいで提供しました。

その場で知ったのですが、お隣のジョージア州にはなんと「くら寿司」があるとのこと!知りませんでした。これは行ってみなければなりません。びっくらポンがあるかどうか聞き忘れました。いつも肝心なことを忘れてしまいます。

それが脳裏に残っていたのでしょう、あと2本ある太刀魚をどうやって食べようかと考えた結果、握ってみることにしました。

 

太刀魚はこちらでは、ベルトフィッシュとかリボンフィッシュとか呼ばれています。たしかにあのクネクネした動きは、帰宅してスーツを着替えるときにシュッと抜くベルトとか、新体操のリボンを連想させます。ちなみに太刀魚を直訳するとSwordfishですが、これはカジキを指すそうです。ついでに州の釣り規制を読んでいると、「釣ったDolphinの持ち帰りは一人10匹まで」とあり、写真付きの説明を見るまでは何とも妙な気持でしたが。。。シイラのことだったんですね。

 

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3枚におろしたら本当にベルトくらいの、ちょうどいい幅になったので、そのまま両面をそれぞれ4等分してペロンと乗せます。皮は突っ張るので飾り包丁を入れましたが、ひどい雑さですね。シャリを大きくとりすぎてオニギリみたいになったものも含めて、1本で8貫できました。生姜醤油で頂きます。

 

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美味いです。たまりません。普段は冷たいお寿司しか食べてませんでしたが、炊き立てご飯で握りたてのシャリはちょうど人肌ほどの温かさが残り、もはや粉末を混ぜただけのものとは思えません。タマノイ酢さんありがとう!!

 

最後の一匹は酢で締めてみることにしました。イメージしているのはいつか岡山駅のホームで買った「ままかり鮨弁当」です。冷蔵庫に入れて待つこと一晩。

 

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身は 赤みが消えてややくったりとなり、皮はシワシワになりました。食べてみたらまあそれなりの味にはなっていましたが、身が薄いからでしょうか、ちょっと物足りない感じでした。写真を比べたら、見た感じも昨日の方がおいしそうですね。いつかドラゴン級が釣れたらまた挑戦してみようかなと思います。ああ、肉厚のサバの棒寿司が食べたい。