9/5-6/2020 Ludington 本番編
現地でブッダ船長、ゴッド師匠に若手のポッキー君と無事合流し、いよいよ出船です。しばらくすると夜が明けてきました。見事な朝焼けが美しいです。周囲に釣り船も数多く集まってきました。もう釣れない気など微塵もしません。ルアーチェンジしながらひたすら竿を上下にしゃくり続けます。
(中略)
ひたすらしゃくり続けること約12時間、終わってみればあっという間の長い一日でした。一度だけあったアタリは針に掛けられず、ときどき睡魔に襲われ失神寸前となりながら、あげくはキングサーモン並みの流木を引掛けた際に竿を折ってしまうという失態までおかすという、まあまあ惨敗の一日でした。
そんな中でも!ポッキー君は見事2匹をゲットし、ゴッド師匠も1匹きっちり釣り上げたのでした。さすがです。良かったね、おめでとう、と笑顔で言いながら心中は穏やかではありません。心の底から祝福できていない自分が情けないです。気を取り直して明日また挑戦です。
前夜の反省会で大いにメンタルをリセットし、UVライトの電池も買い替えて、最後のチャンスに臨みます。帰りの飛行機の時間を考えると、タイムリミットは12時。朝6時前に出船し、集中してひたすら竿を上げ下げし続けて約2時間。。。ついに!
来た!来ました!ガクガクと引っかかったような手応えの直後、一気にググゥーッと持っていきます。これです。アドレナリンが全開です。待たせたなアドレナリン!慎重に慎重に、ばらさないように慎重にやりとりしながら数分後
海面に姿を現しました。おおーなかなかのサイズです!!
そしてその数秒後
おや?あれ??
ああああああーーーーー!!!
油断しました。ラインが緩んでしまった一瞬のスキを狙っていたかのように、ネットをかわして大暴れされ、フックを外されてしまいました。さようなら~~( ノД`)
痛恨のミスです。ばらさないように巻き上げるのに精いっぱいになり、水面で姿を見たことで気が緩んでしまったのでしょうか。後悔先に立たず、覆水盆に返らず、死んだ子の歳を数え。。。
あれはキャッチ前リリースと呼ぶことにします。
経験不足ですね、こんな大きな魚はほとんど釣った経験が無いので、うまく寄せることができませんでした。帰りの車中で、何度も何度もその光景をプレイバックして反省です。そして一匹の大物を釣り上げるまでに、同じように悔しい思いを味わった人たちがきっとたくさんいるんだろうなと。。。
その後は魚探の反応も薄くなり、挽回できないままタイムリミットを迎えました。
そしてこの日もゴッド師匠は大物をゲット、さらにずっと沈黙していたブッダ船長も最後の最後についに一匹を釣り上げたのでした。
手ぶらで帰るのは残念でしたが、とにかく一匹、強烈な引きを堪能しながらあそこまで上げてこれたことで満足です。とはいえせっかくクーラーボックス持ってきましたので、空港に行く途中で日本食スーパーに寄って帰りました。
ボートに乗ってキングサーモン釣りなど、なかなかできない経験です。ブッダ船長には本当に感謝です。来年のリベンジを固く誓いつつ。。。
イクラ、食べたかったなあーーーー また一年、おあずけ!